住吉大社は毎年、200万人以上が参拝に訪れる、大阪を代表する初詣スポットです。今回は住吉大社の混雑状況や駐車場の詳細についてご案内していきます。
住吉大社の概要
住吉大社は「すみよっさん」と呼ばれ、全国約2300社余の住吉神社の総本宮として知られています。祭神は、底筒男命(第一本宮)、中筒男命(第二本宮)、表筒男命(第三本宮)、神功皇后(第四本宮)の4柱。古来から航海安全の神や海の神として崇敬されており、その歴史は1800年以上にも及びます。また商売繁盛の神として知られており、商売人が多い大阪人から人気を集めています。
参拝できる時間帯
住吉大社は通常は6時半~17時が参拝時間ですが、大晦日の22時~元旦の22時、1月2日と3日は6時~21時まで特別営業されます。また1月4~5日は6時~18時、6日は6時~17時となり、7日以降は通常通り営業されます。
混雑状況
例年もっとも混雑するのが、大晦日から元旦にかけての22時~3時前後。境内に入るのに3時間以上待つこともあり、明け方になると比較的空いてきます。ただし三が日は参拝するのに日中でも1時間以上待つこともあるので、注意が必要です。
屋台と名物
住吉大社の敷地には屋台がずらりと並んでおり、三が日がピークとなり、5日頃までお店がでています。また住吉大社では江戸時代からさつまいもの蒸かしイモが名物として知られており、それが原点となってさつま焼きが名物として知られています。住吉大社の北西にあり、明治から創業をしている末廣堂の「さつま焼」は、住吉大社の名物。お土産にも最適で、十勝小豆のこしあんを秘伝の皮に包み、串に刺して焼いたもので、ほんのりとした自然の甘さがヤミツキになるおいしさです。

By: chou_i_ci
アクセスと駐車場
住吉大社へのアクセスは、電車の場合は南海電鉄住吉大社駅から徒歩3分、南海高野線住吉東駅徒歩5分、阪堺電軌鉄道住吉鳥居前駅からすぐとなっています。大晦日深夜から元旦早朝にかけて、特別運行も行われるため、深夜や早朝でもアクセスできます。境内には駐車場もありますが、1月6日までは使用できません。そのため近隣の駐車場を利用するようになりますが、民間のパーキングが少ないことが難点となります。さらに周辺道路は交通規制もされるので、車での移動が難しくなります。そのため一駅離れた粉浜駅付近や住吉公園近くの国道26号線沿いなどにコインパーキングがあるので、その付近を利用して見ることがお勧めです。
まとめ
住吉大社の参拝客は、西日本では一位となっています。混雑は必至ですが、厄除け、安産、家内安全などにもご利益があるといわれているので、ここぞという人は是非足を運んでみることがお勧めです。