箕面のサル!で有名な箕面山。大阪在住の私にとってはとても馴染みのある場所です。箕面のサルは凶暴で頭の回転も速いと言う事ですが、どこか関西人をイメージさせる行動やな~と感心する事もあります。
秋、箕面の紅葉は、大阪の秋の一大紅葉スポットとして知られています。今回はその見頃や名物、美しい紅葉スポットについてご案内していきます。
箕面の紅葉へのアクセス
箕面の紅葉のメイン舞台は大阪府箕面市箕面公園で、秋の人気の観光スポットとして知られています。アクセスは電車の場合は阪急箕面線箕面駅から徒歩約40分、車の場合は名神高速茨木ICから約30分、もしくは名神高速吹田ICから約30分となっており、有料の駐車場も設けられています。
2019年の見頃
例年箕面の紅葉は11月中旬頃から色づき始め、最盛期は11月下旬になります。
箕面公園では、例年11月1日~30日まではもみじまつりが開催され大変な賑わいを見せます。特に箕面大滝は必見ポイント。この滝は日本の滝百選に選定されている落差33メートルの大滝で、その流れ落ちる滝の姿が農具の「箕」に似ていることに由来しています。
真っ赤に燃える紅葉と滝がコラボレーションしている光景は圧巻そのもの。滝の音が風景の中に加わることで、風情ある雰囲気を楽しむことができます。
周辺の見どころ
阪急箕面駅から箕面大滝に至る約2.7キロの遊歩道は滝道とよばれ、右岸と左岸は深い木立が渓谷を覆い、清流と紅葉が調和した見事なコントラストを楽しむことができます。
特にもみ楓橋から戻岩橋まで続く左岸は、比較的空いている穴場スポット。比較的人が少なく、ゆっくりと紅葉を楽しむことができます。
また滝道から少し中に入った先にある「一目千本」は、紅葉と紅葉の間から見える山が美しく色づき、景色を楽しみながらピクニックなどを楽しむこともできます。また宝くじの発祥の地として有名な瀧安寺は、瑞雲橋や弁天堂と紅葉が相まった景色を楽しむことができ、美しい写真を撮ることができるお勧めスポットです。

By: Peachykeen103
渋滞状況
例年11月の土日と祝日は非常に混雑をします。土・日・祝日は箕面ドライブウェイ(府道豊中亀岡線)は一方通行となり交通規制が行われます。渋滞が発生するため公共交通機関の利用がお勧めです。
名物もみじ天ぷらの味と価格など
箕面の紅葉の名物と言われるのが、もみじ天ぷら。滝道にはたくさんの出店が並びます。「天ぷら」といってもかりんとうのようなお菓子で、秘伝の衣で揚げ、ほんのりとした甘さと香ばしさが特長の、どこか懐かしい味がその特徴です。
1袋あたり400円前後から購入できます。特に老舗の名菓として知られているのが久國紅仙堂のもみじ天ぷらで、毎年行列が出るほどの人気を集めています。
まとめ
名物もみじ天ぷらはもみじを「揚げる」ことから、運気を「上げる」、「縁起のええお菓子」としても知られています。葉を堪能して名物を楽しめば、充実したお得な秋の一日を過ごすことができるでしょう。